エゾウコギ  シベリアから中国黒龍江省にかけて自生するウコギ科のハーブ。
 滋養強壮、スタミナ増強、免疫賦活作用を期待。
 有効成分として、特有の配糖体、クマリン誘導体、セサミンなどのリグナン類な
ど。これら成分がホルモン受容体に結合することで効果発揮。
 愛媛大学によるマウス実験では、一部NK細胞活性低下抑制作用が認められた。
 なお、高麗人参とは属が異なり、「人参」類とは区別すべき。
 肝油エキス  深海鮫の肝臓から抽出、スクワレンやアルコキシグリセロール、ビタミンAやDなど
を含み、スカンジナビアでは長年にわたり、皮膚疾患や癌に利用。
 放射線治療に伴う副作用を軽減し、免疫力を高める作用を期待。
アルキルグリセロール類は、マクロファージを活性化、免疫力を高める。デンマーク
の報告では、一部癌の放射線治療に伴う副作用を軽減化。基礎研究では、がん細
胞における血管新生を阻害。
継続利用が望ましい。
 キャッツクロー  南米ペルー原産のハーブ。
有効成分のうちアルカロイド類には、キャッツクロー特有の成分あり、白血球の呑
食作用、Tリンパ球機能を高める免疫賦活作用を期待。
動物実験では抗がん作用も認められたが、ヒトを対象とした試験はない。
有効成分含有量は製品によってばらつきあり、選択の際、要注意。
 乳 酸 菌  乳酸やブドウ糖を利用して増殖、糖を分解して乳酸を産生する菌の総称。
 通常腸内細菌の20%は乳酸菌だが、加齢とともに分布が変化。
 下痢予防、治療、腸の蠕動運動や細菌そうのバランス調整、免疫賦活作用など
期待。
 ヨーグルトやチーズなどの発行に利用されるビフィズス菌がよく知られる。ビフィズ
ス菌は小腸に存在。加齢とともにいわゆる善玉菌が減少、ビフィズス菌摂取で腸内
環境を適切に保持。
 1日、10〜100億個の菌摂取。
 ビタミンA  ビタミンAは、レチノール、レチノイン酸とも呼ばれ、レバーや肝油に含まれるビタミ
ンA、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるβカロテンがある。
皮膚粘膜の機能維持、免疫機能や生殖機能の維持、網膜の昨日維持などを期
待。
 βカロテンは、ビタミンAの前駆体であるだけでなく、それ自体抗酸化作用を持つ
成分で、生活習慣病に効果。
 脂溶性のため食事と一緒に摂取が望ましい。
Cancer watch supplement 6

(各サプリメントの説明は、平凡社『サプリメント事典』第2版によっています。)